先日、大好きな寿司の名店「六式」さんで、ばら寿司をテイクアウトさせていただきました。
華奢な竹皮の蓋と笹の葉をそっとめくった瞬間……思わず息をのむ美しさ。
今回はトロ、赤身、金目鯛、松川カレイ、エンガワ、コハダ、穴子、かんぴょう、たまご、きゅうり。そしてツヤツヤのイクラに散らされた金粉。こちらのガリはちょっと変わっていて薄切りのほかに角切りで食感を楽しむこともできます。酢飯はほんのり甘さを感じるほど。
感動するのは見た目だけではなく、細かく切られた食材。コハダには皮目に丁寧な切込みがいれられ、たまごは歯ごたえを感じるほどの角。穴子も柔らかい身が崩れることなくきちんと乗せられています。井上ゆり氏の相棒である包丁がきちんと手入れをされている証。
まるで宝石箱。箱入りだから言葉通り。
【一箱に凝縮された、職人・井上ゆり氏の仕事 】
この一箱の中に井上ゆり氏の命である「包丁仕事の技」がギッシリと詰まっていました。
小さなカードが添えられていました。
「ごゆっくりお楽しみください。」
井上ゆり氏の最後まで丁寧な心づくしのおもてなしに感動しっぱなしのばら寿司でした。




