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【プロは絶叫】その習慣、今すぐやめて!寿命を縮める「やってはいけない」NG行為10選

【プロは絶叫】その習慣、今すぐやめて!寿命を縮める「やってはいけない」NG行為10選

せっかく奮発して買った良い包丁。「大切に使おう」と思っていたはずなのに、気づけば刃が欠けていたり、切れ味が落ちていたりしませんか?実は、キッチンで何気なくやっている「あの習慣」が、包丁にとっては寿命を縮める致命的なダメージになっていることがあるのです。

實光(JIKKO)の職人が修理の現場で目にする、「これは痛い…!」と思わず叫んでしまう包丁のNG行為ワースト10をまとめました。 あなたはいくつ当てはまりますか?今すぐチェックして、大切な相棒を守ってあげてください。

冷凍食品を無理に切って大きく刃が欠けてしまった包丁(刃こぼれ)

「パリーン!」硬いものを切った瞬間の悲劇。一度欠けると、修正にはプロの技術が必要です。

まずは「やったら終わり」の致命的ダメージレベルから。どんな名刀でも、物理の法則には勝てません。

1. カチコチの「冷凍食品」を無理やり切る

忙しい時、ついついやっていませんか? 包丁の刃は「薄い金属の板」です。氷のように硬い冷凍肉に食い込んだ状態で、テコの原理で力を加えれば、金属は耐えきれず「パリーン」と大きく割れます(刃こぼれ)。

【正解】 「肉をしっかり解凍して切る」してから切るか、冷凍専用ナイフを使いましょう。

2. 「魚の太い骨」や「カボチャ」を三徳包丁で断つ

万能選手である「三徳包丁」や「牛刀」ですが、弱点があります。それは「硬いもの」です。 これらは食材にスッと入るよう刃を薄く仕上げているため、鯛の兜割りや硬いカボチャの切断には向きません。

【正解】 骨を断つなら、厚みと重みのある「出刃包丁(DEBA)」の出番です。これが「2本目」を持つべき最大の理由です。

魚の骨や硬い食材を切るために設計された、厚みのある實光の出刃包丁

「骨を断つ」ための厚みと重さ。これがあれば、大切な三徳包丁を傷めることはありません。

【白鋼2号】出刃包丁

3. 「食洗機」に入れて高温洗浄・乾燥する

これは絶対にNGです。食洗機の中は、高温のお湯と強力な洗剤の嵐。 ハンドル(柄)の木材が膨張・収縮して割れたり、水流で他の食器とぶつかり合って刃がボロボロになります。

【正解】 高級な服を洗濯機に入れないのと同じです。包丁は必ず手洗いを。

4. 「ガラス」や「大理石」のまな板を使う

おしゃれで清潔感がありますが、包丁にとっては「石を叩きつけている」のと同じ状態。 刃がまな板に当たるたびに、ミクロレベルで刃先が潰れ、一瞬で切れ味が死んでしまいます。

【正解】 刃あたりの柔らかい木製(ヒノキやイチョウなど)か、高品質な樹脂製まな板を選びましょう。

包丁に優しい木製のまな板と、刃を傷めるガラス製まな板の比較

おしゃれなガラス製まな板は、包丁にとっては「石」と同じ。長く使うなら「木」を選んでください。

Level 2【じわじわ編】切れ味寿命を縮める悪習慣

次は、気づかないうちに包丁を弱らせていく「真綿で首を締める」ようなNG行為です。

5. 切った食材を「刃の先」でザザッと集める

料理番組でも見かけるこの動作、実はプロは絶対にやりません。 包丁の刃は「縦の動き」には強いですが、「横からの力」には非常に脆いのです。横滑りさせることで刃先がヨレて、切れなくなります。

【正解】 包丁をくるっと裏返し、刃のない「みね(背中)」側で集めるのが、道具を愛する人の所作です。

6. 「簡易シャープナー」ばかり使う

シュッシュッと引くだけで切れるようになる簡易研ぎ器。便利ですが、あれは刃先をミクロに「引き裂いてギザギザにしている」だけ。 一時的には切れますが、使いすぎると刃の形状が崩れ、どんどん寿命が縮みます。

【正解】 本来の切れ味に戻すには、やはり「砥石」が必要です。月に一度は砥石で研いであげましょう。

7. 熱々の食材(焼きたてのお肉など)をすぐに切る

オーブンから出したてのローストビーフなどをすぐに切りたくなりますが、少し我慢。 鋼材によっては高温で刃に影響が出たり、肉汁や油が刃にまとわりついて切れ味が滑る原因になります。

【正解】 少し休ませて、粗熱を取ってから切るのが、肉にとっても包丁にとってもベストです。

Level 3【うっかり編】サビと劣化を招く放置プレイ

最後は、保管に関するNG行為。「ちょっとくらい大丈夫」が命取りになります。

8. ステンレスだからと「濡れたまま」放置する

「ステンレス=錆びない」は誤解です。正しくは「錆びにくい」だけ。 汚れや水分がついたまま一晩放置すれば、高級なステンレス包丁でも茶色い斑点(サビ)が出てきます。ハガネなら数分でアウトです。

【正解】 使ったらすぐに洗い、乾いた布巾で水気を拭き取る。これが基本中の基本です。

9. 引き出しの中に「裸」で放り込む

他のキッチンツールと一緒にガチャガチャと入れていませんか? 引き出しを開け閉めするたびに刃がぶつかり合って傷つきますし、何より取り出す時にあなたが指を切るリスクがあります。

【正解】 専用の「鞘(サヤ)」に入れるか、ナイフスタンド。簡単にダンボールで簡易ケースでも十分です。

10. 「コンロの火」で炙って乾かす

「早く乾かそう」として火にかざすのは厳禁! 包丁は緻密な熱処理で硬度を出していますが、火で炙るとその処理が元に戻ってしまい、金属がナマクラ(柔らかく)になってしまいます。二度と切れなくなります。

【正解】 必ず布巾で拭くか、自然乾燥で。

もし「やってしまった」としても、諦めないでください

いくつ当てはまりましたか?「うわ、やってた…」と青ざめた方もいるかもしれません。でも、安心してください。 もし刃が欠けてしまったり、錆びついてしまっても、決して捨てないでください。

實光(JIKKO)には、傷ついた包丁を蘇らせるプロの職人がいます。 大きく欠けた刃も、錆びだらけの刀身も、研ぎ直すことで新品のような輝きと切れ味を取り戻すことができます。

修理前 修理後

刃こぼれした包丁

刃こぼれした包丁

修理後に新品同様になった包丁

ご覧ください。これほど大きな欠けでも、研ぎ直せばここまで美しく蘇ります。

ご覧の通り、プロの手にかかれば、ここまで美しく蘇ります。良い包丁は、適切なメンテナンスさえすれば一生モノです。 NG行為を避けて、大切な相棒と末長く付き合っていきましょう。

實光(JIKKO)の職人が砥石を使って欠けた包丁を研ぎ直している様子

諦めないで。どんなにボロボロでも、職人の手にかかれば新品同様の切れ味が蘇ります。

研ぎ直しや修理のご相談は、實光(JIKKO)の店舗、または公式サイトから承っています。

研ぎ方が分からないなどのご相談もメールで受け付けております。お問合わせより、お気軽にご連絡いただければ担当者が丁寧にお答えします。

實光刃物 公式サイト包丁研ぎ・修理のご相談はこちら

 

 

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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