「このままでも十分素敵なんだけど……」
これちょっといいかも。。。と、選んだ青紙スーパーのハイブリッド中三徳。素朴で実用的な「樫(かし)のハンドル」をまとった姿も悪くない。けれど、洗練されたキッチンや、自分たちの美意識が詰まった空間に置くことを考えると、もうすこしお洒落してもいいかも。
ーちょっとこのハンドルが。。。違うかも。
そんな時に私たちが提案するのが、柄(ハンドル)の交換だ。「今、お手元にある包丁はどのようなハンドルなんですか?」
ー和包丁スタイルで両刃があるとか知らなくて。鋲止めしてある黒いハンドルです。
「鋲止めしてあるとハンドル交換できないのですが、和包丁ハンドルだと、ハンドル交換できます。お好きなものに交換して楽しむことが可能です。現在お持ちの黒いハンドルに違和感なく溶け込めるようにするのも一案です。」
選ぶのは、深く締まった黒が美しい「黒檀(エボニー)。」
素朴だった樫柄から黒檀へと付け替えた瞬間、一気に重厚感が増す。大理石のカウンターやシックなオープンキッチンに置いた時、その重厚な黒が全体をグッと引き締め、まるで特注品のような気品を放ち始める。
「ちょっとハンドルを変えただけ」なのに、一気に漂うオートクチュール感。
さらに、刃先にはエッジの効いた「切付(きりつけ)加工」を施す。
和包丁の伝統的なフォルムと、黒檀ハンドルが融合した瞬間、どこにもない自分たちだけの1本が完成する。
小回りの利く、力強い相棒。
見た目の美しさだけじゃない。
高密度で耐久性に優れた黒檀は、手に吸い付くような心地よい重量感を与えてくれる。つるつるとした手触りも心地よいが、使い込んでいくと黒檀に水分が吸収されほどよいざらつき感が生まれ滑りにくくなる。その、いい意味での経年劣化を説明し、ご理解をいただく。更に、そこに切付ならではの鋭い切先が加わることで、魚の細かな仕込みや肉の筋引きまで、意のままに刃先が走る。
牛刀でもペティでもない。
小回りが利いて、どんな食材もスマートに仕留める、力強い相棒。
「誂え(カスタム)」と聞くと高額なフルオーダーをイメージしがちだが、実は驚くほどリーズナブルに叶うのもこの仕立ての面白いところだ。自分たちのワガママとこだわりを形にする快感が、ここにある。

樫から黒檀へ。柄を替えるだけで一気に漂うオートクチュール感。
空間と手元を彩る、世界にひとつの1本
素朴な素顔から、シックなドレスを纏った「黒檀×切付ハイブリッド中三徳」。自分たちの手で仕立てたという記憶と愛着が、毎日の料理の時間を少しだけ特別なものに変えていく。最高の鋼材に、完璧な仕立てが揃った。





