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包丁の柄の黒い部分が動くけど大丈夫?

包丁の柄の黒い部分が動くけど大丈夫?

包丁の柄の黒い部分が動くけど大丈夫?

包丁の柄は使用していると、柄(ハンドル)についている口輪部分の黒いところが動く事がございます。これは黒い部分の材質がプラスチックでできている場合に起こります。

口輪部分が動く原因は、プラスチックの素材と木製の素材をくっつけている為に起こってしまいます。温度差などで木製が膨張と収縮を繰り返しているうちに隙間が広まってしまいカパカパ動くようになってしまいます。

これはプラスチック柄では、いつか起こってしまう現象になります。下記の方法で動かないように修理してください。

口輪部分を動かないようにする方法

どのように動かなくさせるのかというと、口輪部分と木製部分に木工用ボンドでくっつけます。

1.柄の口輪部分をハンドルと反対の方に動かして木製部分が見えるようにします。
2.動かした部分に木工用ボンドを塗って上下に動かしてボンドを全体に付けます
3.最後に口輪部分を木製部分にしっかりと固定して置いておきます

以上の手順で口輪部分を柄の木製部分に固定してください。

包丁の柄のお手入れについて

包丁の柄はしっかりと中性洗剤で洗って水気をしっかりと取って保管してください。たまに質問をいただくのですが、乾燥室に入れてもイイですか?食洗器を使ってもイイですか?と聞かれます。包丁の柄は木製で出来ているため、温度の変化に弱い材質になります。熱くなったり、冷えたりを繰り返しているうちにハンドルが弱くなってきます。

ですので、基本的には自然乾燥で保管していただくようお願いいたします。

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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