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片刃包丁できると食材がまっすぐきれずに左に傾くのはなぜ?

片刃包丁でまっすぐ切るには

両刃と片刃の構造の違い

片刃包丁で大根などを切ると切り口が左に傾いていきます。これは片刃包丁で切っていると普通に起こることです。では、どうしたらまっすぐ切れるのかというと、意識的に右に力を入れて行くことでまっすぐ切ることができます。もしくは包丁の背の部分(峰)を少しだけ左に傾けて意識を右に切ると切れます。
ここは食材を切ってご自分の包丁の切れ味、特徴などに慣れていただかないと行けませんが、日本料理人などは皆さんまっすぐ切られています。

両刃包丁はまっすぐ切れる

両刃包丁は片刃包丁と違い均等に刃が付いている物が多いのでまっすぐ切ることができます。普通の家庭用などはそのようにして切ることができます。
ですが、両刃包丁も片刃包丁のように研いでいたりする包丁の場合は、同じように片刃包丁と同じ切り方をしないとまっすぐ食材が切れません。

包丁の切り方についてのQ&A

ここからは包丁の切り方についてのご質問にお答えしていきます。

Q:包丁をうまく使うコツは?

A:包丁で上手に切るコツは、まず包丁の正しい保持方法をマスターし、親指と人差し指で刃の根元を軽く支えます。次に、切る材料をしっかり固定し、滑らないようにします。包丁を使う際は、力を入れ過ぎずに刃先を材料に軽く当て、刃の全体を利用してスライスするように動かしましょう。また、一定のリズムで、焦らずに丁寧に切ることが大切です。安全を常に意識し、定期的に包丁を研ぐことで切れ味を維持することも重要です。

Q:包丁を研いでも切れないのはなぜ?

A:包丁が研いでも切れない主な理由は、研ぎ方が不適切であるか、砥石の粒度が適切でない場合です。砥石には粗いものから細かいものまであり、適切な粒度で段階的に研がなければ、包丁の刃は十分に鋭くなりません。また、研ぎ角度が一定でないと、刃先が均一に研げず、切れ味に影響します。さらに、刃先が損傷している場合や包丁自体の品質が低い場合も、切れ味が改善しない原因となります。どうしても自身で包丁の切れ味が復活しない時は、一度専門店にメンテナンスを依頼することをおすすめします。

 

 

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)

實光刃物 四代目:實光俊行(じっこう としゆき)
「實光刃物(じっこうはもの)」は大阪の堺で明治33年に創業し、包丁(刃物)の製造と販売をしています。一期一会の精神で、お客様との瞬間を大切に。切れ味へのこだわりを胸に、日々技術の向上に励んでいます。技術の継承と共に、将来は世界中で愛される堺包丁のブランドを築き上げる夢を抱いています。
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