中砥とは
三種類ある砥石の中で、目の細かさが中程度のものを指します。人造砥石の場合、#400~2000あたりの番手ものを指すことが多いようです。荒砥で大幅に研削したのちに、中砥を用いることで刀身に深くついた傷を浅くし、表面をより滑らかにすることができます。また、適度な目の細かさであるために、欠けの修理など大幅に形を変形させる必要がない限り、この中砥のみで研ぎを終わらせても十分な切れ味が出ます。
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- 四代目 實光俊行
實光刃物の四代目です。大学を卒業して25年以上包丁の製造をしています。私たちは常に作る事を愉しで包丁の技術を高め、新しいデザインも取り入れて製造しています。ご質問がありいましたらお問い合わせ下さい。