包丁を製造するのに必ず必要なのが砥石です。切れ味をよくしてくれる砥石を實光刃物ではここまで大切に使っています。
實光刃物が包丁製造に使っている砥石は2つあります。
・縦に大きく回転する砥石
・横に回転する砥石
今回は横に回転する砥石を新しく交換している模様を解説しています。
この記事を書いているのは、
元有名旅館で料理人として働いていた實光刃物の研ぎ師のリョータです。
それではさっそく解説して行きます。
砥石変えの様子
現在ついている砥石の研ぎ泥を取っていきます。
砥石を外しても砥石の研ぎ泥がたくさん残っています。
掃除をしたらバケツ一杯になりました。
使い続けて約2㎝ほどになりました。これ以上すると包丁に引っかかるので危ないのでこれが限界です。
新品の砥石です。
ここまで大切に使わせて頂いております。
新しい砥石を設置した様子です。これで仕事がしやすくなりました。
新しい砥石で研ぐとやっぱり気持ちいいです。
私たちは道具を大切にすることが良い包丁を作る第一歩と考えています。砥石はもちろんほかの道具も大切に使わせて頂いております。
少しでも皆さんの料理が愉しい包丁を作り続けます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
